海には不思議な生物がいます

海には不思議な生物がいます

本格的に釣りを始めてから、25年ぐらい経ちますが、人生で初めての“魚”ではなく、“生物”を、夏の釣りとしては評判のイカメタルで、釣りました。それは、『カイダコ』です。

カイダコの雌は自分で船(殻)を造り、その中に卵を抱え育てながら海洋を漂う珍しい蛸です。冬から春にかけて日本海沿岸で漂着を見ることができ、この殻には神秘的な美しさがあり、寒さの厳しい季節に海岸でこれを探し求めるのも砂浜遊びの楽しみの一つだそうです。

もっと掘り下げますと、貝(殻)だけは「アオイガイ」と呼んで区別しています、二つ合わせた形が葵(あおい)の葉に似ていることからその名前がつけられました。また、英語ではPaperNautilus[紙(薄い殻)のオウムガイ(Nautilus)]と呼ばれ、世界中の温暖な海に分布しています。

では、なぜカイダコのメスには殻がついているのか?
この殻は卵がある程度の大きさになるまで保護する育房の働きがあるからだ、というのが最も一般的な見方、口コミですが、捕食者から身を守るには薄すぎるため、この説も信憑性にとぼしく、生物学者を悩ませてきました。近年、オーストラリアの研究者が、日本の漁師が捕まえたカイダコを使い、この謎を解明すべく実験を行ったところ、この殻の役目は、いわば潜水艦のようなもので、海面付近で殻の中に取り込む空気の量を調節して海中で止まる深さを調節していることが分かりました。

とはいっても、見た目は、本当に気持ち悪いです。

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